2019年 新年あけましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。
皆様には、健やかに新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。
本年も皆様のお役に立てるよう尽力して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。

さて、昨年もこれまでと同様に約100名を超える選手・ご父兄の方々に御会いさせて頂きました。
遠くは、北は青森県から南は福岡県の方々がお越しになられました。イップスの症状に苛まれ、どこへ診てもらっても答えが得られず、悩みに悩んだ末に上京された方や、つい2、3日前から動作の違和感が出始め、慌ててHPで検索。急きょお越しになられた方等、本当に数多くの方々がお見えになられました。
また、私自身が出向いた出張指導では、沖縄県、福岡県、佐賀県、高知県、愛媛県、大阪府、長野県、山梨県、神奈川県、埼玉県へ伺いました。普段、練習や自主トレーニングをしている場所(環境)で、みっちりレクチャーさせて頂きました。中には「明日来てほしい」と連絡が入り、新幹線を乗り継いで伺ったこともありました。

近年イップス関連の記事、書籍、WEBニュース、コラム、ブログを沢山目にするようになりました。
これまでは動作に不具合を感じても、その症状が何だかわからず、悶々としていた選手も多いはずです。やはり、多くのメディア関係の方々や個人でSNSで取り上げて頂いたことには大変感謝したいところです。「悩んでいるのは自分だけじゃない」と勇気づけられたのではないかと思います。
ただその反面、誤解を促すような記事やサイトを数多く見かけました。それは、あたかも「イップスは、精神的なものが原因である」、「イップス=パフォーマンス不安」といった誤解を更に増すような表現で、選手や指導者の不安を更に煽るように報じられていました。本当に残念でなりませんでした。本当に、適切な情報が届いていないことがわかりました。

”知らされていない事実”を改めて知り、情報発信の意義を強く感じさせられました。

とは言え、幸いにも選手本人は勿論、そのご家族や指導者の方々より、当研究所の見立てに共感、関心を抱いて頂ける方々も多く出て参りました。本当にありがたいことです。

未だにイップスが原因で、現役を断念せざるを得ない選手が後を断ちません。
今後も皆様のお役に立てるよう尽力していきます。私自身も更に精進を重ねて参りますので本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

トレーニングサポート研究所

所長 松尾 明

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