「ちゃんと投げられない理由をはっきり知ることが・・」(高校生・神奈川県・内野手)

神奈川県川崎市の高校生(女子ソフト・内野手)が、イップス症状改善の為に来所いたしました。

<現在の状態>
投げ方を忘れた、キャッチボールの相手まで届かない

<コーチング・コース>
「イップス症状改善コーチング(120分)」
受講後の感想→201501 ② 受講後アンケート

<コメント>
投げ始めは、さほど気になるところはなかったのですが、距離を4M、5M・・と離れ始めると少しずつ投げづらさを感じ始めていました。腕を使って投げることに意識が向き過ぎていました。体を思うように制御できずに、肘や肩の使い方に悩みながら動作している様子がうかがえました。
”投げる”という概念が少し薄く消えかかっていたのかもしれません。改めて投げる概念の構築を促しました。そもそも”投げる”とは?といった根本的な事柄から入り、順を追って体の各部位をどのように作動させていけば良いのか?実技を通して指導しました。
最初はなかなかイメージと実際の動きがリンクしなかったようですが、2時間終了間際、体がスムースに動き始める機会が時折出現。体の内部で気持ちの良い感触が得られた様子でした。この感触を得られれば、後はその感触の回数が課題。2つの宿題を出して、徹底して行うようお伝えしました。

トレーニングサポート研究所

所長 松尾 明

 

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