「丁寧に教えて戴き、誠に有難うございました‥」(社会人一般・広島県・外野手)

イップス克服コーチング受講者の悩み(事前アンケートより)

◆現在の状態を教えて下さい

・動作をうまく制御できない
・投げ方を忘れた
・よくすっぽ抜ける
・よくひっかかる
・キャッチボールの相手まで届かない
・リリース時、感覚がない
・力感がない、力が入らない

◆悩み始めたきっかけは何ですか?

・フォームの変更

◆悩み始めた時期から、現在までどの位の時間が経過していますか?

・約26年位前

◆イップスの症状について、どなたかに相談されていますか?

・まだ誰にも相談していない。

松尾の感想(特徴)及び指導

◆最初にキャッチボールを見た感想

・テイクバックの90度の角度が極度に意識付けられている様子が見て取れた。
・テイクバックの動作のみ強烈に意識されている様子が伝わってきた。その為、手先で投げざるを得ない状態になっていた。
・リリースでは、手のひらからボールが直接放たれる状態になっていた(手のひらが開いた状態でリリース)。又は手のひらから直接押し出すしかない状態になっていた。
・1球1球の投球動作そのものが億劫で、各関節が動かしづらく、投げづらい状態であることが見て取れた。

◆イップス克服コーチングの指導と感想

学生時代にテイクバックの角度90度指導が過度になされていたのか、肩肘90度の角度から一気にリリースされるシステムになっていた。従って、他の部位との連動性が機能されない状態であった。テイクバック90度の”型”を相当に練習したのかもしれない。

すぐに解消ということではなかったが、時間の経過と共に肩肘の固まったテイクバックから、自然に大きくゆったりとした軌道が生まれてきた。何よりであった。そして手の平からそのまま離れていたボールが、指先が最後に触れて、離れるようになったのはステップだと思われる。今後は一定の練習量と時間が必要であることを感じた。短い距離から一つ一つ好感触をすり込んで、練習を重ねてほしい。

「ボディコントロール→ボールコントロール」

「ボディコントロール→バットコントロール」

受講後アンケート→0708②受講者アンケート

トレーニングサポート研究所

所長 松尾 明

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