埼玉県の社会人(内野手)が、イップス症状改善コーチングを受講しました。
<現在の状態>
動作をうまく制御できない、投げ方を忘れた、よくすっぽ抜ける、リリース時、感覚がない、力感がない、力が入らない、リリース前に、手からボールが落ちてしまう
<コーチング・コース>
「イップス症状改善コーチング(120分)」
<コーチング前の動作の特徴・指導>
・肩、肘、手首、指先の制御しかできない状態になっていた。
捕球体勢に入る前に、頭が下方及び前方へ下りる。その際、軸が前方へせせり出され、不安定な状態で送球を行っていた。を生み出す感覚を得てもらった。
→足底中心を感じてもらう。軸を実感してもらい、身体の安定感を実感してもらった。
・緊張や不安を感じると、ひっかっかる
→ 身体を安定させると、メンタル面も安定していく事を実感頂き、理解を促した。
すでに数十年もの間、イップス症状に苛まれてきたご様子。自身の体をうまく制御できないなかで、腕だけで操作せざるを得ないフォームで固まっていた。
そもそもの投げる動作の創られ方を指導。約1時間経過したあたりから、次第に横ブレ(左右)が大きく減少。ほぼ相手の胸、顔近辺に自然とボールが集まり始めた。本人も不思議そうであった。「とても楽に。しかもこんないいボールがいくなんて・・」と話していた。スピンの利いた安定感あるボールになっていた。
「ボディコントロール→ボールコントロール」
「ボディコントロール→バットコントロール」
バットスイングも同様の指導を行った。良い感触を掴んでいる様子であった。
受講後アンケート→201505⑤ 受講後アンケート
トレーニングサポート研究所
所長 松尾 明